しっかり食べて痩せたい②
先日に引き続き、しっかり食べながら、痩せやすい体を作っていく方法を紹介します。
先日もお話ししましたが、噛むということはとても大切です。ゆっくり噛んで食べることで、血糖値が急激に上がるのを抑え、太りにくくなるからです。しかし、それだけではありません。
噛むことで、脳に信号が送られ、満腹感を感じることができるのです。
例えば、生野菜のサラダも、わざと大きめにカットし、しっかり食べるのもよいでしょう。キャベツを大きくちぎったものを食べたり、今からの時期だと、新鮮なキュウリやトマトを丸かじりする、というのもよいですね。思った以上に、早くお腹が一杯になるので、驚きですよ。
また、低カロリーや低ＩＧ食品などが話題となっていますが、それのみにこだわるのはやめましょう。確かにカロリーの摂取量は多いより少ない方が、血糖値の上昇を抑えてくれる食品の方が、痩せやすい気がします。しかし、同じ食品ばかり摂ることはストレスにつながり、かえって太ることにもなり兼ねません。また、カロリーの摂取量を極端に落とすと、積極的に栄養を取り込む体になり、太りやすくなります。この状態で、食事をいつもの量に戻したり、反動で多く食べてしまうと、リバウンドしてしまうのです。
「野菜」「炭水化物」「タンパク質」を毎食バランスよく食べる方が、痩せやすい体になりますよ。また、痩せやすい体を作ってくれる食材は積極的に食べたいですね。おススメの食材は、きのこ類、豆製品、オメガ３を含む食品（エゴマ油、青魚のお刺身、ナッツ類など）、生姜、発酵食品などです。きのこ類は食物繊維が豊富で、低カロリーな上、調理もしやすいので、とりいれてもらいたい食材です。豆製品は良質なたんぱく質が豊富で、大豆イソフラボンや鉄分など女性に必要な栄養素もたっぷり含まれています。オメガ３は抗酸化作用があり、ダイエットだけでなく、アンチエイジングにも効果的です。火を通さない方がよいので、あえ物などにエゴマ油を少したらして食べたりすると、効果も高く、コクがでて美味しいですよ。生姜などは体を温めてくれるだけでなく、料理に使うことで塩分を抑えることもできるます。発酵食品と言うとヨーグルトやチーズなどの乳製品を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、味噌や漬物などは日本人にピッタリの発酵食品です。お腹の調子も良くなりますよ。
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