たるんだおしりをひきしめる！ヒップを部分痩せするには？

ヒップ痩せ | update: 2016/01/15

キュッとひきしまった小尻は女性の憧れですよね。でも、おしりについた脂肪はなかなか頑固でちょっとやそっとでは落ちません。自分では見えない部位なのでついチェックも怠りがちです。だからといってあきらめないで、今年こそおしりの部分やせを目指しませんか？誰でもできる方法を解説します。

ウエストはジャストサイズなのにおしりが入らずに履けないスカートやパンツが増えてませんか？それはもしかしたら「洋梨太り」になりつつあるシグナルかもしれません。上半身だけ細くておしりが大きく垂れた中年体型「洋梨太り」の悩みを抱えている人は少なくありませんが、そもそもなぜそのようにおしりに肉がついてしまうのでしょうか。

おしりが太る原因はまず姿勢の悪さです。姿勢が正しくないと骨盤が開き気味になり、それに引っ張られるように筋肉や皮下脂肪も広がってしまいます。骨盤のゆがみは外からは見えませんが、もし以下の項目にあてはまるようならば問題を起こしていると考えられます。

・片足を重心にして立っていることが多い。

・つねに片側の肩や腕で鞄を持っている。

・頬杖をつくことが多い。

・椅子に座りながら脚を開いたり組んだりしている。

・歩く時に親指に力が入っていない。

・靴のかかとの外側ばかりが減る。

・見るからに猫背である。

このように、骨盤のゆがみはおしりを巨大化させる根本的な原因のひとつになっています。ですから、もしおしりを部分痩せしたいと考えるならば、骨盤のゆがみを正すエクササイズがおすすめです。たとえば「お尻歩き」もひとつの方法です。骨盤のまわりの筋肉を強化するので、ヒップアップはもちろんのことウエストのひきしめ効果も期待できます。具体的な方法は以下のように非常にシンプルです。

・床に足を伸ばして座る。指先が天井を向くよう

に足首は直角に曲げる。

・ヒジを曲げて、腕はジョギングのようなポジションをとる。

・左の手足、右の手足を交互に出しながら、おしりで歩いて行く。

・前に10歩全身したら後ろへ10歩後退する。

おしりを部分痩せしても、ピーマンのような形のままではうれしさも半減です。そうならないためには、おしりのかたちを整えるエクササイズも併用すると良いでしょう。

・手を壁につけて膝をまっすぐにして伸ばします。

・おしりとモモの裏を意識しながら脚を後ろに蹴りあげます。

・脚が一番上ったところで3秒ほど静止し、その後ゆっくりと元の位置に戻す。

・この動きを左右30回を1日のうちのどこかで3セット行う。

このように素晴らしいエクササイズは各種ありますが、どれも毎日続けなければ効果は期待できません。つい忘れがちな人でも、寝ながらできるタイプなら、朝起きてすぐや夜寝る前の習慣にしやすいので、三日坊主を防止することもできそうです。

・仰向けになって寝る。

・左脚と床が垂直になるように組み、左膝のすぐ下あたりで右脚を組む。

・その姿勢のままで腰をゆっくりと持ち上げて10秒間キープする。

・ゆっくりと腰をおろして、左右の脚をいれかえて同じことを繰り替えす。

・これを左右10回ずつする。

寝ながらエクササイズでさえ忘れがちという人はせめて歩き方でおしりの部分痩せを目指しましょう。まず、お腹に力を入れて背筋をピンと伸ばします。この時、姿勢を良くしようと腰を反らせないように気をつけましょう。脚の運び方は膝を曲げないようにするのがポイントです。着地は必ずかかとからするようにします。後ろの脚はよく伸ばして、太ももの後ろを意識します。上体をなるべく上下させずにスーッと平行移動するように動きましょう。

以上のようにおしりの部分痩せにはさまざまなメソッドがあります。しかし、骨盤からおしりにかけての筋肉は普段の生活の中ではあまり使用しないので、無理な負荷をかけ過ぎると問題を起こしがちです。おしり痩せプランのあるエステに相談してみるのも賢い選択といえるでしょう。