ふくらはぎを細くする方法3選！運動が苦手でも大丈夫
全体的に見ると痩せているのに、ふくらはぎだけ太い。そんな悩みをお持ちの人もいるのではないでしょうか。では、なぜふくらはぎだけ太くなってしまうのでしょう。今回はその原因と、ふくらはぎを細くする3つの方法を紹介します。
■ふくらはぎが太くなる原因
ふくらはぎを細くする方法について解説する前に、そもそも、なぜふくらはぎが太くなってしまうのか、その原因について理解しましょう。単に太りすぎているだけでなく、足がむくんでいる可能性もあります。
・脂肪が付着している
ふくらはぎが太くなるもっとも分かりやすい理由が、ふくらはぎに脂肪が付着していることです。では、なぜふくらはぎに脂肪が付着するのでしょうか。
かつては、食べすぎによって脂肪が蓄えられると考えられていました。しかし、近年の研究によって、実は糖質の過剰摂取や、食事にともなう血糖値の急上昇こそが、脂肪を蓄える原因だと分かってきています。
食事によって体内に入った糖質（炭水化物）は、すい臓のランゲルハンス島から分泌されるインスリンによって分解され、私たちの脳や身体が働く際のエネルギーに変えられます。
ところが、糖質の摂取量が多かったり、血糖値が急上昇したりすると、インスリンの糖質分解能を超えてしまうのです。そして、インスリンによって分解しきれなかった糖質が、脂肪として蓄えられてしまいます。
・筋力の低下
筋力の低下も、ふくらはぎが太くなる原因となります。ふくらはぎの筋力が低下すると、ふくらはぎと足首との境目がなくなり、結果としてふくらはぎが太く見えてしまうのです。
また、筋肉量は基礎代謝と密接に関わっているので、筋肉量の減少によって基礎代謝が低下すると、ふくらはぎも太りやすくなるのです。
・むくみ
ふくらはぎが太く「見える」原因として、むくみの存在が指摘されています。むくみとは、余分な水分や疲労物質、老廃物などが溜まった状態を意味します。
ふくらはぎに余分な水分や疲労物質、老廃物などがたまることで、ふくらはぎが太く見える訳です。通常は筋肉の働きでむくみが改善されるのですが、筋力の弱い女性にはむくみが出やすいのです。
■ふくらはぎを細くする方法その1・有酸素運動
ふくらはぎを細くする方法としては、有酸素運動があげられます。有酸素運動とは、筋肉に負荷をかけ、長時間に運動することを指します。ジョギングやウォーキングなどが有酸素運動の代表例です。
一般的に、有酸素運動を開始してから20分ほどすると、体脂肪の燃焼が始まるとされています。そのため、有酸素運動を行う場合、20分以上にした方が効果的です。
■ふくらはぎを細くする方法その2・筋トレ
ふくらはぎを細くするためには筋トレも重要です。ふくらはぎにある程度筋肉がついていることによって、足首がキュッと引き締まった、美しい脚のラインになるからです。
オススメの筋トレとしては、カーフレイズがあげられます。両足を肩幅程度に開き、つま先はまっすぐ前に向けます。次に、つま先立ちをしてかかとの上げ下げを行います。
最初は2分程度から始めるとよいでしょう。わざわざカーフレイズをするための時間を設けなくても、テレビを見ながらや、歯を磨きながら行うといいですよ。筋力の弱い女性でも簡単にできるのでおすすめです。
■ふくらはぎを細くする方法その3・マッサージ
足がむくんでふくらはぎが太く「見えて」いる場合、ふくらはぎを優しくマッサージしましょう。両手でふくらはぎを包み込むように把持し、足首からひざ裏の方へ血液を流すようなイメージで行うと効果的です。
マッサージはお風呂あがりにおこなうとさらに効率的です。むくみの改善だけでなく、疲労回復やリラクゼーション効果も得られ、睡眠も深くなりますよ。
■まとめ
ふくらはぎが太くなるのには、いろいろな原因があります。自分のふくらはぎがなぜ太くなっているのかを知り、効果的に対処してくださいね。筋力が弱い女性であっても、今回紹介した方法で簡単にふくらはぎ痩せが可能ですよ。
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