下っ腹を引き締めたいなら
「最近ちょっと下っ腹が出てきてしまった…」そんな悩みを抱えている方に質問です。お腹にぐっと力を入れた時に、凹ませることはできるでしょうか？実はこれ、できない方もいるんですよ。
お腹を凹ませるというのは、できる方にとってはなんてことのない行動かもしれませんが、この動作をするためには、腹横筋と下部腹直筋、大腰筋という3つの筋肉を使う必要があるんです。腹横筋は腹筋の一つで、わき腹とお腹の間辺りにある筋肉です。身体の内側に付いています。下部腹直筋はお腹の中心にある筋肉です。そして大腰筋は、中心のすぐ脇についている筋肉で、腰骨筋と合わせて腸腰筋と呼ばれています。下っ腹のぽっこりを引き締めたいという方は、この3つの筋肉をバランスよく鍛える必要があるのです。
お腹が出てきたならとりあえず腹筋をやれば良い！と思うところですが、腹筋の仕方もいろいろあります。やり方を間違えると、せっかくの苦労も無駄になってしまうかもしれません。ですから、適切な方法を知って効率良く下っ腹を引き締めましょう！上で挙げた各部位に対してエクササイズがありますから、ご紹介します。
始めに、腹横筋を鍛えたい場合です。これはとても簡単にできる方法があります。
まず、仰向けになって膝を立て、お腹の上に両手を乗せます。この時に肩をできるだけ地面に付けるよう意識しましょう。そうしたら、息を大きく吸って、吐いて…という動作を繰り返すだけです。吸った時にはお腹が膨らんでいるのを意識し、吐く時にはできるだけお腹を凹ませるようにしましょう。これを毎日10回ほどやるだけで、効果が現れてきます。慣れてきたら20回ほどまで増やしてみましょう。
次に、下部腹直筋の鍛え方です。これには、仰向けになって脚を上げ下げするストレッチ、「レッグレイズ」があります。床から脚を少し浮かせた状態から直角になるくらいまで持ち上げ、元の位置に戻すという、腹筋の中でも比較的定番の筋トレ方法です。ただ、これは慣れていないと少し大変かもしれません。脚は必ずしもまっすぐ伸ばさなければいけないわけではないので、キツイ場合は少し曲げた状態でやってみましょう。このレッグレイズでは、腸腰筋も一緒に鍛えることができます。
引き締めの方法を正しく知り、スッキリしたお腹を目指しましょう！
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