印象が変わる！即効ケアでふくらはぎを細くする方法

ふくらはぎ痩せ | update: 2016/01/26

ほっそりしたふくらはぎはそれだけでスタイル良く見せてくれるものです。スカート着用時の後ろ姿ではどうしてもあらわにならざるを得ない部分ですし、スッキリしたふくらはぎに整えておきたいものです。しかし、じつはふくらはぎは太さに変動が出やすい部位でもあり、的確なケアが大切です。即効性が期待できるふくらはぎを細くする方法を解説します。

朝はちょうどピッタリだったロングブーツが夕方にきつくなっていたという経験はありませんか？そのように、ふくらはぎは一日のうちでも細くなったり太くなったりを繰り返しています。体内を循環している血液がふくらはぎから心臓に戻る時、重力に逆らう運動をすることになります。そのため、ふくらはぎの筋肉はポンプのように働いて血液が心臓に戻る手助けをしなくてはいけません。ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれるのはこのためなのです。一日の終わり頃になるとふくらはぎのポンプ機能が低下し、血液やリンパ液が滞りがちになるためにむくんでしまうのです。

このようなメカニズムから、ふくらはぎを細くするにはリンパの流れを改善しなくてはいけません。たとえば血液を心臓に戻すようにイメージしながらのふくらはぎマッサージを毎日続けるのもひとつの方法です。入浴後の体があたたまっている状態の時に1日5分ずつでもかまわないので習慣にすることをおすすめします。やり方はとてもシンプルです。

・床に座って足を伸ばします。

・右足のふくらはぎを足首から膝に向かって両手で優しくなで上げます。

・膝まで来たら、膝裏を親指で軽く押してリンパ節を刺激して、リンパ液を流し込むようにイメージします。

・膝裏を押したら足首に戻って同じことを左右5回繰り返します。

ふくらはぎマッサージと同時に、すねの骨の両脇の溝を足首から膝に向かって両手で押していくとさらに効果的です。さらに、ふくらはぎにもいくつかのツボがあります。ふくらはぎを細くする効果が期待できるツボには以下のようなものがあるので、あわせて押していくといっそう効果が期待できます。

・委中（いちゅう）膝裏の中央

・承山（しょうざん）委中と足首の間の真ん中

・承筋（しょうきん）承山と委中の真ん中。ふくらはぎのもっとも盛り上がった部分

・承間（しょうかん）承筋と承山のほぼ真ん中

また、ふくらはぎを細くするにはストレッチもおすすめです。ふくらはぎから足首にかけてのヒラメ筋とそれを覆うようにしてついている腓腹筋をほぐすようにすることがポイントです。

・両足のかかとを床につけて壁を両手につけて前傾姿勢になります。

・かかとはしっかりと足につけたまま足を前後に広げます。後ろに伸ばした足は体の真後ろに置きます。

・前の足の膝を曲げ、後ろの足の腓腹筋を意識しながら伸ばします。

・左右10回ずつ繰り返します。

・次に両足を伸ばして床に座ります。

・両足のつま先を両手でつかんで手前に引き寄せるようにします。この時、背中はまっすぐのまま丸めないようにすることで、ヒラメ筋と腓腹筋をしっかりと伸ばします。

マッサージもストレッチもくれぐれも無理は禁物です。あくまでも気持ち良いと感じる程度の負荷を心がけましょう。また、一生懸命になるとつい呼吸を止めてしまいがちですが、自然な呼吸を心がけしっかりと酸素を体内に取り込むようにしたいところです。簡単とはいえ、注意しなくてはいけないこともいろいろとあるので、ふくらはぎ痩せコースを設けているエステにおまかせしてしまうのもひとつの方法です。また、もし何をしてもふくらはぎがむくんだままの場合には、何らかの病気である可能性もあるので医師への相談をおすすめします。下肢静脈瘤、肝臓疾患、腎臓疾患もふくらはぎの血流を滞らせむくみをおこすのです。ふくらはぎは健康のバロメーターでもあるのです。