日常生活の中でできる二の腕やせエクササイズ
二の腕を細くするには脂肪がつきやすい部分を意識して動かすことが必要です。二の腕やせのエクササイズをすると同時に、普段の生活の中でも二の腕を引き締める動きをするのがおすすめです。日常生活の中でできる二の腕やせエクササイズを紹介しましょう。
■二の腕やせをするために意識する場所
荷物を持ったり、ドアを開けたり閉めたり、腕は頻繁に動かしているつもりでも、いつの間にか脂肪がついてしまう部位です。セルライトもつきやすいので、早めにケアをすることが大事です。
二の腕が太くなるのは二の腕の裏側に脂肪がつきやすいからです。荷物を持つなど、日常生活の中で使う筋肉は、上腕二頭筋という腕の表の筋肉で、上腕三頭筋と呼ばれる腕の裏側の筋肉はほとんど使われていません。そのため血行も悪くなりやすく、老廃物や余分な水分が溜まり、セルライトに発展しやすいのです。
二の腕やせをするには、腕の裏側の筋肉を引き締めることが必要。日常生活の中でも、その部分を意識して動かすといいでしょう。
■日常生活の中でできるエクササイズの方法
・拭き掃除で二の腕やせ
二の腕やせは、力を入れて押す・押さえつける、という動作をすることで、引き締め効果が期待できます。それを考えると、拭き掃除は二の腕やせができるエクササイズとも言えます。ぞうきんで床を拭く、窓ガラスを拭くといった拭き掃除をする際には、腕の裏側を意識しながら拭いてみるといいでしょう。床もキレイになり、気持ちもスッキリします。
・ウォーキングをする際には腕を振る
ウォーキングでは腕を振って歩くことで、普段使われることのない筋肉を刺激し、血行をよくする効果があると言われています。二の腕に刺激を与えるには、腕を前ではなく後ろに引き上げるようにして動かすことです。
そうすることで、二の腕に刺激を与えるとともに、肩甲骨の動きを高めることができ、猫背や肩こりの改善にもつながるでしょう。
・バスタイムを利用して二の腕やせ
入浴中は血行がよくなり、老廃物も流れやすくなります。お風呂に入っているときには、二の腕をひねる動作で二の腕やせをしましょう。両手を前に伸ばし、親指が下になるようにひねる、次に親指が上になるようにひねる、といった動作を繰り返します。
また、二の腕のマッサージでセルライト予防をしましょう。方法は次の通りです。
1. 手首からひじに向かってさすります。
2. 肘から脇に向かって血流を流すようにさすります。
3. 二の腕をねじるようにもみほぐします。
マッサージは入浴中、もしくは入浴後もおすすめです。入浴後に行う際には、アロマオイルやクリームなどを塗って、すべりをよくした状態で行ってください。
■ペットボトルを利用した二の腕やせエクササイズ
ダンベルを利用するとより高い引き締め効果が期待できます。自宅ではペットボトルに水を入れればダンベルの代わりになるのでおすすめです。ペットボトルを使った二の腕やせエクササイズを紹介します。
1. 背筋を伸ばし、お腹に力を入れて立ちます。
2. 片方の手にペットボトルを持ち、腕を上に伸ばします。
3. 反対の手で伸ばした方のひじを支えます。
4. 伸ばした手で親指が後ろに向くようにペットボトルを持ったら、息を吸いながらひじを曲げます。
5. もうこれ以上曲がらない、という位置まで曲げたら、息を吐きながら元の位置に戻ります。
注意点としては、ひじの位置は耳よりも少し前に持ってくること、また、腕を動かすときにひじが動かないようにすることです。10～15回を3セット行いましょう。
二の腕の脂肪はエクササイズをしてもすぐには落ちないものです。しかしあきらめず、日常生活の中でできる引き締め運動をコツコツ行い、二の腕やせをしていくことが大切です。エクササイズを継続することで、引き締まった二の腕を手に入れることができるでしょう。
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