10代女性は注意！お腹の脂肪の落とし方を知って早めに対策を
10代のうちは、お腹が出ていることなんてそこまで気にしない女性も多いかもしれませんね。中学生や高校生なら体育の授業もあるので、突然太るなんてこともなかなかないものでしょう。しかし、10代の中で注意しなければならないのは、学校を卒業してからです。
大学や専門学校で体育の授業を取り入れている学科やコースもありますが、無いところがほとんどでしょう。企業に就職した場合も、事務や受付といった身体をあまり動かさない仕事に就いてしまうと、運動量が激減してしまいます。
さらに輪を掛けて肥満を促進するのが、車や原付の存在。車は18歳以上になれば免許が取得できるので、高校を卒業してから自動車学校に通う方は多くいます。一度便利な車を使ってしまうと、自転車や徒歩がどうしても億劫になってしまいがち。その状態で、食生活は高校時代のままでいたら、太ってしまうのは目に見えていますよね。とくにお腹は目に見えて変化がわかりやすいところですから、気付いたらぽっこりお腹になっていた、ということも十分考えられます。
今回は、10代でぽっこりお腹になってしまう詳しい原因と解消法をまとめました。
» 10代でぽっこりお腹になる原因は？
○便秘
女性は男性に比べて便秘になりやすい体質ですが、便秘が原因でぽっこりお腹になってしまうことがあります。腸内に便が溜まっていると、便が腸内で腐敗しガスが発生するのです。通常食べたものは24時間のサイクルで便として排出されます。2日3日便が出ないことがよくある方は、便秘によるぽっこりお腹の可能性があるでしょう。
○お腹まわりの筋力の低下
お腹まわりの筋力が低下していると、内臓を正常な位置に維持できなくなり、押し出された内臓のせいでお腹だけがぽっこり出ることがあります。またお腹まわりの筋力低下は便秘にもつながります。デスクワークの方や運動習慣がない方は、特に注意が必要です。
○骨盤のゆがみ
骨盤のゆがみもお腹周りの筋力低下と同様、内臓下垂を引き起こす可能性があります。また姿勢が悪いとお腹周りに皮下脂肪もつきやすくなります。普段の姿勢が悪い人はもちろんですが、骨盤は大腰筋という筋肉に支えられているため、運動習慣のない人も注意が必要です。
» ぽっこりお腹をへこませる方法
お腹の脂肪の落とし方は、インターネットやテレビなどでよく紹介されていますね。その中には、簡単にできる方法も多くあります。ぽっこりお腹をへこませる方法を詳しく見ていきましょう。
○食事で気を付けること
・糖質を抑える
ダイエット中の方は、お肉をつい避けてしまうかもしれませんが、摂取カロリーを気にしていれば過敏にならなくても大丈夫です。どちらかと言えば、主に脂肪の原因となるのは糖質なので、ご飯（主食）を減らすようにしてみましょう。
なぜ糖質を摂り過ぎてはいけないのか疑問に思う方も多いでしょう。糖質を摂ると血糖値が上がりますが、上がった血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンには血糖値を下げる働きがあるものの、その過程で血中の糖を脂肪に変換してしまいます。つまり、インスリンの分泌量が増えれば体脂肪も増えてしまうということなのです。
特に一度に大量の食事を取る人は、血糖値も急激に上がるので注意が必要です。ご飯やパン、麺類といった主食の量に気を付けましょう。
・食物繊維を多く摂る
野菜を多く食べると健康に良いというのは多くの方がご存知でしょう。野菜には食物繊維が多く含まれているので、便秘解消に効果が期待できます。また食物繊維には、糖質の吸収をおだやかにする効果もあると言われています。ゴボウ、セロリ、青菜類、キノコ類などに多く含まれるため、積極的に料理で使うようにしましょう。
○取り入れたいトレーニング
ぽっこりお腹をへこませるためには、食事と同様にトレーニングも大切です。内臓を正常な位置でキープさせることと、お腹についてしまった脂肪を落とすことが目的です。筋肉が付けば基礎代謝も上がるので、太りにくい体作りにもつながります。身体を動かすのが苦手な女性もいるかもしれませんが、自宅で簡単にできるエクササイズは非常に数多くあります。短時間でも良いので、ぜひ取り入れてみましょう。
・腹筋のトレーニング
上記の通り腹筋の衰えがぽっこりお腹の原因となっている可能性があります。この場合は、腹筋を鍛えることで内臓を正常な位置でキープできるようにしましょう。腹筋のトレーニングは様々な種類がありますが、特にぽっこりお腹に効くと言われているのが足上げ腹筋です。
1.仰向けに寝る
2.足を伸ばしたまま上に上げる（床と垂直になる程度まで）
3.上げた足を下げる（床にはつけない）
4.下げた足を床に付けず、そのまま再び上げる
特に下腹部に効くと言われているトレーニングです。腹筋に負荷がかかっていることをしっかり意識しながら行ってみてください。少ない回数でも良いので、継続することが大切です。
・有酸素運動
すでについてしまっている体脂肪は、有酸素運動で落とすのが良いでしょう。内臓脂肪、皮下脂肪の燃焼に効果が期待できます。有酸素運動とは、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など、強度が比較的弱く長時間できる運動のことを言います。有酸素運動を20分以上続けると脂肪燃焼が始まると言われているため、毎日軽い運動を20分程度行うようにしましょう。
・ストレッチ
脂肪は普段動かさない部分につきやすいので、ストレッチでお腹周りを動かすようにしましょう。特にヨガのコブラのポーズや、船のポーズ、ハトのポーズなどは効果的と言われています。また、立ったまま上半身だけひねるなどの簡単なものでOKです。とにかくウエストを動かす習慣をつけましょう。
○その他
・少し小さめの服を買う
メンタル面をコントロールするという意味で、少し小さめの服を買うというのも一つです。自分が気に入った服を見つけたら、ワンサイズダウンしたものを購入してみましょう。これが、モチベーションのアップにつながります。
・腸のマッサージ
腸のマッサージは便秘解消に期待できます。腸は左右の肋骨の下あたりと、左右の腰骨のあたりに四隅があり、ここをもみほぐすと腸の働きが活発になると言われています。毎日朝と夜にもみほぐしてみてください。
生活の変化が訪れる10代は、とくに体型に気を配っておく必要があります。ストレスなどにも要注意です。すでにちょっと変化が見え始めたという女性は、早めに対策をしましょう！
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