50代女性のお腹の脂肪の落とし方①
お腹がタプッと出てきて、お肉がたるんできた…50代の女性の多くが感じることでしょう。
50代になると、自然に筋力が衰え、脂肪を支える力がなくなり、お腹がぽっこり出たり、背中が丸っこくなってきます。そこで、50代の女性がご自宅でできるお腹の脂肪の落とし方、「ストレッチ」を紹介します。
「エクササイズやストレッチなんて無理」と思われる方もおられるかもしれませんね。50代になると筋肉が固くなり、柔軟性がなくなるので、疲れやすくなります。また、急激にハードなトレーニングを行うと、体を壊すこともあるんです。しかし、億劫になって運動を避けていると、ますます体が動かなくなるので、少しずつ無理のない範囲から、はじめるとよいでしょう。
50代女性におススメなのが、お風呂上がりのストレッチ。ストレッチは体を柔らかくしたり、怪我を予防するだけと思っている方もおられるでしょう。ストレッチには、血流をよくし、体がぽかぽか温め、代謝がよくなる効果もあるので、50代の女性にピッタリのエクササイズなんですよ。
ストレッチのポイントは、反動をつけないこと、気持ちよい範囲でやること、息を止めないことです。まずは、足を前に伸ばし、背筋を伸ばして座り、体を前に倒し、ゆっくり10～20数えます。体が少ししか前に倒れなくてもいいので、膝や背中が曲がらないように注意してくださいね。
次に足を開いて体を前に倒し、ゆっくり10～20秒数えます。先ほどと同じようによい姿勢で行いますが、そのまままっすぐ倒すのではなく、扇風機の首ふりのように、ゆっくり体を左右に動かしながら前に倒していくと、思った以上に倒れますよ。背筋を伸ばし、顎を付けるイメージで前に倒しましょう。
次はお腹の脂肪の落とし方として有効な、腰をひねるストレッチです。両手を横に広げて、仰向けで寝ころびます。片方の足はまっすぐ下に伸ばし、もう片方の膝は90度に曲げて伸ばした足の向こう側へ持っていきます。その時、できるだけ両肩を地面についたままにしましょう。首を体とは逆向きにすると、腰をしっかり伸ばすことができます。腰痛にも効果がありますが、気持ちいい範囲で止めておいてくださいね。
すぐにお腹の脂肪が落ちる訳ではありませんが、続けていけば、自分の体の変化を感じることができます。ぜひ、お風呂上がりの習慣にしてください。
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