セルライトの取り方はこれでキマリ！簡単なマッサージを紹介
ヒップから太ももの裏にかかけて「ボコボコ、ザラザラしてきた」と、思ったらそれはおそらくセルライトです。とくに水着の季節などは非常に気になるラインですし、ワンサイズダウンをめざしている女性の大敵であることは間違いありません。
セルライトはとくに太もものうしろにできやすいという性質もあって、普通に生活しているとなかなか気づかないものです。ところが、気になり始めると意外に広範囲にはびこっていたことを見つけてしまうことも少なくありません。
しかし、じつは肥満とセルライトは別物であることはご存知でしたか？肥満はエネルギー源である糖分や中性脂肪が過剰に身体に蓄積されている状態ですが、セルライトは浮遊している脂肪細胞に老廃物が付着して大きくなったものなのです。
セルライトを作る主な原因は冷え性とむくみです。身体が冷えることで血流が滞り酸素や栄養分が届きにくくなると、脂肪細胞はどうしても浮遊しやすくなります。さらに、むくみによってリンパ管の流れがつまってしまうと水分と老廃物が身体に溜まりがちになり、これが脂肪細胞にくっつくことでセルライトが形成されてしまうのです。下半身は冷えやすくむくみやすいため、お尻から太ももにかけてセルライトもできやすくなっています。
脂肪は食事制限でもある程度落とせますが、セルライトは頑固です。浮遊しかけた脂肪細胞を固定しようとコラーゲンが大量に放出され、その結果、コラーゲンで包まれた通常の2～3倍にもふくらんだ脂肪細胞になっているからです。そのまま放置しておけばまわりにさらにセルライトを増やしてしまうので、取りにくいにもかかわらずなるべく早く除去する必要があるのが難しいところです。
セルライトの取り方としては、まず一度マッサージでほぐす必要があります。たとえば湯船につかりながら以下のような方法でマッサージしてみましょう。
・足の甲をバスタブのふちにかけてを高く掲げる。
・足首からふくらはぎにかけてを下から上へとリンパの流れに沿うようにゆっくりともみほぐす。
・膝裏からももの付け根にかけてをもみほぐす。この時も必ず下から上へゆっくりと手を動かしていく。
以上を片足10分程度、2セットほど行います。セルライトが気になっている部分をつまみあげて潰すイメあージでやってみましょう。
マッサージによるセルライトの取り方のコツは力加減です。少し痛みを感じるぐらいの強さで必ず行いましょう。強すぎても弱すぎても効果が半減してしまうので注意が必要です。バスタイムの習慣にするなどして、少しずつでも良いので毎日続けることも大切です。徐々に痛みも少なくなっていくので、とにかく最初は思い切ってマッサージすることがポイントです。
しかし、どうしてもセルフケアは痛くないように力を加減してしまいがちですから、プロにおまかせするのもひとつの方法です。エステサロンでのセルライトの取り方は、専用マシンでマッサージを行うなど家庭では体験できないコースも各種用意されています。
サロンに通うメリットとしては短期間である程度の効果を期待することができるという点です。セルフケアではなかなか効果を実感できないこともありますが、サロンならば毎回サイズを測って管理してくれるところもあるので、効果を把握しやすいのです。
一方、やはりある程度の費用がかかってしまうというのはデメリットのひとつでしょう。そうとはいってもリーズナブルなサロンもありますし、お試しプランを用意しているところもあるので気軽に利用してみることをおすすめします。3ヶ月で太ももが7㎝細くなったという例もあるので、夏までにキレイになりたい人やブライダル準備をしている人にもおすすめです。
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