ぽっこりお腹もスッキリ！脂肪の落とし方

お腹痩せ | update: 2016/01/20

食べ過ぎ・飲み過ぎが少しでも続くとすぐに変化があらわれるのがお腹まわりです。ポッコリと出てしまったお腹に後悔してしばらくは節制しても、またすぐ忘れて元通りということもめずらしくありません。リバウンドしにくいお腹に脂肪の落とし方はないのでしょうか。男性の中年太りとはまた違う、女性のプヨプヨお腹対策について解説します。

男性のポッコリお腹は中年以降の内臓脂肪が原因のことが多いようですが、女性の場合はお腹の脂肪の悩みは10代、20代から始まります。若い女性はホルモンの関係で皮下脂肪がつきやすくなっているからなのです。お腹の脂肪をつまむことができるならばそれは皮下脂肪です。皮下脂肪はつきやすく落ちにくいというやっかいな特徴があります。ダイエットでも内臓脂肪、上半身の脂肪、下半身の脂肪の順に落ちていき、皮下脂肪は最後まで残っているのです。皮下脂肪は細胞を増殖させながら増えていくため、細胞の数は変わらないままひとつひとつの容積を大きくしながら増えていく内臓脂肪に比較してしぶといのです。

お腹の皮下脂肪を落とすには運動などで消費カロリーを上げるだけではダメです。代謝の悪い皮下脂肪が燃焼するのは後回しにされてしまうからです。皮下脂肪を燃焼させるには、有酸素運動の前に筋肉トレーニングをして糖質を燃焼させておくことが効果的です。脂肪を燃焼させるには筋肉は欠かせません。いきなりジョギングなどの有酸素運動をするよりも、まずはスクワットや腹筋などで体を鍛えておくことがポイントです。

ジョギング、サイクリング、水泳などに取り組む時間のない人でも、自宅で簡単にできる有酸素運動もあります。たとえばおすすめはエア縄跳びです。縄跳びをしているフリをするだけで、お腹の脂肪だけでなく臓器も揺らして活性化します。最初は1分だけでも十分ですが、慣れてきたら3分を1セットとして1日に3セットは挑戦してみましょう。

もしエア縄跳びも難しいようであれば踏み台昇降がおすすめです。エア縄跳びのように息切れすることもありません。ただ、脂肪の燃焼を目的としているならば少なくとも20分以上は続ける必要があります。テレビなどを見ながら気楽に取り組んでみると良いでしょう。踏み台昇降ならばこれといった危険もありませんし、日頃運動をしていない人でも安心して始めることができそうです。

また、ポッコリお腹を解消するためのストレッチもいくつかあります。もちろんスクワットや腹筋も効果的ですが、もう少しライトなストレッチもあります。

・うつ伏せになって寝ます。

・前方に両腕をついて上半身を少しずつ起こしていきます。

・気持ちよく背中とお腹が伸びたを感じたポイントでそのままの姿勢を5秒間キープします。

・身体を左右にひねるのを5回繰り返します。

・ゆっくりと元の姿勢に戻します。

・これを10回を1セットとして、1日に1セットから3セット試みます。1度にやれるならばそれでもかまいませんが、朝昼晩とわけても良いでしょう。

筋トレ、有酸素運動、ストレッチいずれも体が冷えた状態で行うと怪我のもとになります。ウォームアップをするか入浴後などを選んで、必ずある程度身体を温めてからにしましょう。息を止めてしまっては逆効果なので必ずゆったりと呼吸をするように注意します。せっかく体を動かしても、その後に暴飲暴食をしては意味がありません。とくに糖質と脂質の過剰摂取はあっという間に皮下脂肪を増やすので、お菓子の食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。このように個人でポッコリお腹を解消するには気をつけなくてはいけないことが数多くあります。手っ取り早く、お腹痩せコースを設けているエステに相談してみるのも賢い選択と言えるかもしれません。