だるいふくらはぎはマッサージでスッキリ解消！
ふくらはぎがだるいと感じたことはありませんか？立ち仕事はもちろんデスクワークでも一日中同じ姿勢でいると夕方頃にふくらはぎにだるい感じを覚える人は少なくありません。だるいふくらはぎをそのままにしていると、足が太る原因にもなりかねませんので、なるべく早く解決することが大切です。だるいふくらはぎに効くマッサージの方法を紹介します。
だるいふくらはぎの理由
ふくらはぎがだるいと感じる時、それはふくらはぎのリンパの流れが滞っているのです。体中にはりめぐらされたリンパ管の中を通るリンパ液は、身体のすみずみで発生した老廃物を回収する役割を担っています。体の中でも末端に位置しているふくらはぎのリンパ管はどうしても流れが滞りがちです。
血液は心臓をポンプにして循環していますが、リンパ液は筋肉の動きによって押し出されてめぐっています。同じ姿勢をとり続けることでふくらはぎの筋肉は動きが鈍くなってきます。そのためふくらはぎのリンパ液が滞り、だるいと感じてしまうのです。
上半身も含めた体全体を考えると、リンパの流れを正しくするにはまず姿勢を良くすることです。とくに猫背はリンパの流れを悪くするので注意しましょう。軽く運動して適度に汗をかき新陳代謝を高めることは、体内の循環機能もアップさせるのでおすすめです。ただし、ふくらはぎだけを考えるのであれば、もっとも効果を期待できるのはマッサージです。
だるいふくらはぎを解消するマッサージ
だるいふくらはぎに効果が期待できるリンパマッサージの方法を紹介します。リンパに冷えは大敵なので、バスタイムやお風呂あがりなど体が温まっている時にすることをおすすめします。
・足の裏の真ん中を強く押します。次に、足の指のつけねをひとつひとつほぐすようにマッサージして、足の指を1本ずつ回します。
・足首を揉みほぐします。とくに内くるぶしの上のくぼみをしっかりと押します。
・かかとと膝裏を結ぶラインを両手の親指で押すようにしながら、下から上へと押していきます。
・膝裏のくぼみを両手の親指でしっかりと押します。
・また足首に手を戻して、今度は足首から膝までふくらはぎをしぼりあげるようにして押し上げていきます。皮膚の下のリンパ液をしぼり出しながら、膝裏のリンパ節へと押し戻していくようなイメージです。
それぞれの足を5回ずつできれば理想的ですが、夜遅く帰宅した時などは1回ずつでやっとということもあるでしょう。無理のない範囲でかまいませんので、とにかく毎日続けることが大切です。
だるいふくらはぎを放置しているとどうなるのか
だるいふくらはぎをそのままにしていると、やがて老廃物と脂肪がくっついたセルライトを形成するようになります。足やお尻の他、二の腕などリンパ液が滞りがちな部位はセルライトができやすくなっているので注意しなくてはいけません。
また、リンパ液の流れが滞ったままだと免疫系の問題も発生しがちです。最近どうも抵抗力が落ちたようだと感じているならばリンパ液がスムーズに流れていないせいかもしれません。ふくらはぎでのリンパ液の停滞は身体全体にも影響を及ぼします。リンパマッサージでだるいふくらはぎを解消することは、体全体を健康へと導くのです。
このように、一見よくある出来事のようにも感じられるふくらはぎのだるさですが、そのまま放置していると足全体、ひいては身体全体への問題に発展してしまうのです。幸いなことにだるさの原因がわからないわけではなく、リンパ液の停滞が誘引であることは明らかです。リンパマッサージで流れをスムーズにすれば、だるさはもちろんのことダイエットや風邪予防の効果も期待できるのです。ぜひお試しください。
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