ふくらはぎがだるい原因
「ふくらはぎがだるい」という症状に悩まされていませんか？
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれます。ふくらはぎがだるい原因はいろいろあります。長時間、立ちっぱなし、座ったままの仕事をしている方は、血液が下の方に下りてきます。それを押し戻すのが、ふくらはぎの役割ですが、長時間だとふくらはぎに疲れがたまって、だるいと感じるようになります。仕事の合間に、ふくらはぎのストレッチをしたり、休憩時間に足を上げて休むと、ふくらはぎの疲れがとれますよ。ふくらはぎが水分によってむくれて、だるい感じが治らない時は、弾性ストッキングを履いたり、寝る時に足を上げるとよいですね。ふくらはぎのだるさは、腰痛や膝の痛みにつながる可能性もあります。健康のためにもできるだけ早めの対処が必要です。
ふくらはぎがだるい原因は他にもあります。
冷えの悩みを抱えていませんか？
冷えで血液の流れが悪くなると、ふくらはぎがだるいと感じることがあります。寝る時に靴下を履いたり、つま先や足の裏をもみほぐすようにマッサージを行うことで、解消されることもあります。足先だけでなく、体全体が冷える場合は、お風呂にゆっくり浸かる、お風呂でリンパマッサージをしたり、ストレッチをするなどにも効果があるといわれています。運動不足が原因で冷えやむくみが起きることもあるので、適度な運動もおすすめです。
筋肉が硬いのも、ふくらはぎがだるい原因のひとつです。「昔、運動をしていたが、最近やっていない」「怪我をしていたが、ほとんどケアしなかった」「生まれつき筋肉が硬い」という方は、少しの運動でふくらはぎがだるいと感じることが多くあります。整体などでケアしていくことはもちろん大切ですが、ストレッチやマッサージを日課にするとよいでしょう。簡単にできる方法としては、段差を利用したストレッチが効果的と言われています。足の前半分を段差に乗せた状態で、かかとを上げ下げしてみましょう。ふくらはぎの筋肉がほぐれるはずです。運動の前にはしっかりストレッチをするようにしましょう。
肝臓が悪いのもふくらはぎがだるい原因になりますので、顔色が悪いなど、他の症状が見られる方は、無理せず早めに受診された方がよいでしょう。ふくらはぎがだるいのをそのままにしておくと、セルフケアではだるさが取れなくなり、日常生活に支障をきたすこともあります。
ふくらはぎに血管が浮き出ている、常にむくんでいる、という方は、程度にもよりますが「下肢静脈瘤」になっている可能性があります。むくみやこれらの病気により、老廃物や脂肪が溜まりやすくなり、太ってしまうこともあります。たかがむくみ、たかがだるさ、と侮らず、今回紹介した内容を参考に、しっかり改善していきましょう。
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