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有酸素運動の中で一番痩せやすい運動は?

有酸素運動の中で一番痩せやすい運動は?

未分類 | update: 2015/10/29

脂肪は筋肉のエネルギー源として欠かせませんが、摂取し過ぎたり運動不足のままでいるとと体脂肪としてどんどん蓄積されてしまいます。余計な体脂肪を減少させるには有酸素運動がおすすめです。有酸素運動とは普段よりもたくさんの酸素を取り入れながらする運動のこと。酸素で体脂肪を燃焼させて運動のためのエネルギーを発生させているのですから、まさに「痩せやすい運動」ということができます。乳酸が生じないので疲れが貯まらず、長時間ゆっくりと続けることができるのが特徴です。

一口に有酸素運動といってもさまざまなものがありますが、一番痩せやすい運動ともいわれているのが水泳です。水中での運動は身体への負担が少ないため、腰や膝に問題を抱えている人でも挑戦することができます。さらに、水の抵抗によって負荷がかかり、陸上の運動よりも消費カロリーは増えるので、身体に優しくなおかつ効率的に痩せることも可能です。水泳を継続することでだんだん筋肉もつき基礎代謝が上がるので、太りにくい体質へど自然に導かれるといっても過言ではありません。泳ぐことができなくても水中ウォーキングでも同じような効果を期待できます。

しかし、一方で自転車こそが最も痩せやすい運動だという意見もあります。水泳はどうしてもプールまで足を運んだり水着を用意しなくてはいけませんが、自転車ならばいつもの買い物コースから少し遠出をしてみるだけでも良い運動になります。必ずしもサイクリング用自転車やウエアをそろえる必要はないのです。それよりも、思い立ったその日にスタートして、毎日続けることが大切です。ウォーキングよりもカロリー消費が多く、ジョギングよりも息切れしないのでシニアにもおすすめです。

水泳、自転車、ウォーキング、ジョギング……有酸素運動にはさまざまなものがありますから、自分が継続できそうなものを選択するのが一番です。どれを選んだとしても、ポイントになるのは呼吸の仕方です。有酸素運動の時の呼吸は、普段より軽くはずむようなリズムで、普段よりも深く吸って吐くようにしましょう。いつもより多く酸素を体内に取り入れるというのは最初は感覚的によくわからないかもしれませんが、よりリズミカルに呼吸することでより大量の酸素を取り込めるので、とりあえずは呼吸のリズムによく注意しましょう。

注意しなくてはいけないのは、あまり激しく運動し過ぎないという点です。それでは筋肉に瞬間的に強い力が必要な無酸素運動になってしまうからです。無酸素運動では筋肉に蓄積されたグリコーゲンをエネルギー源にしているため、体脂肪が燃焼されることはなく、痩せやすい運動にはならないのです。ほどよい有酸素運動とは、誰かと楽に会話できる程度というのが目安になります。ジョギング仲間やウォーキング仲間を作り、お互いのペースメーカーになるのもわるくないかもしれません。滝のような汗をかくようではやりすぎで、爽やかにやや汗ばむ程度にしましょう。やろうと思えば30分から1時間くらいは続けられるというのがちょうどいいペースです。

とにかく20分以上は続けることもポイントのひとつです。なぜならば20分以内の運動では血中の脂肪しか使用されず、血液サラサラ効果こそありますがダイエットにはならないからです。20分を過ぎてからはじめて皮下脂肪や内臓脂肪がエネルギー源として使用され始めるのです。少しくらい空腹な時が効果的といわれていますが、朝食前の血糖値が一日でも最も低いタイミングで運動するのは危険です。もし、朝ご飯の前にジョギング等をしたいのであれば、軽くフルーツを食べるなどして、脳のエネルギー源となる糖質を確保してから取り組むようにしましょう。

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