男性のお腹の脂肪の落とし方
お腹の脂肪が気になるのは、男性も女性も同じ。
では、お腹の脂肪の落とし方も、男性と女性、同じなのでしょうか？そこで、今回は男性のお腹の脂肪の落とし方についてお話しします。
お腹の脂肪がつく原因は、男性も女性もほとんど同じです。
食べ過ぎや、加齢による筋肉の衰え、運動不足などが挙げられます。冷えやむくみも肥満の原因ですが、女性に比べて冷えやむくみに悩まされている人は、かなり少なめです。女性より男性の方が筋肉の量が多く、血液やリンパ液を送る筋肉のポンプが強いので、血行がよいためです。冷えやむくみを感じないようであれば、体を温めたり、リンパマッサージをする必要はないでしょう。
また、女性は皮下脂肪が溜まりやすいのに対して、男性は内臓脂肪が溜まりやすくなります。
特にスポーツをしていたけど、やめてからお腹の脂肪がついてきた…という方もおられるでしょう。そのような方は、皮下脂肪ではなく内臓脂肪が溜まりがちで、お腹がせり出してはいるけど、ぽよぽよした感じはしないかもしれません。実は、この固くぱんぱんに詰まっているお腹の脂肪の方が落とすのは難しいのです。表面は引き締まっているので、腹筋などの筋トレでは引き締めにくいのが、このお腹の脂肪なのです。
トレーニングをするなら、体幹トレーニングがよいかもしれません。また、トレーニングの中で重要なのが、呼吸法です。仰向けの姿勢で、口から息をゆっくり吐きます。その時、お腹の空気を出し切り凹ませます。そのまま１０秒キープし、ゆっくり鼻から息を吸います。この呼吸法を意識しながら、体幹を鍛えるトレーニングをすると、内臓脂肪に効果ありです。
また、運動量が減っても、食べる量は変わらない、という男性も多いでしょう。
食べる時間が不規則だったり、夜遅い方もおられるかもしれません。お酒のつまみに、ついつい食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。三食きちんとバランスよく食べるのが難しいなら、一食は和食にする、９時以降は揚げ物を食べない、などマイルールを作ってはいかがでしょうか。
お茶碗を一回り小さくし、ついつい食べてしまうということのないように意識するのもよいでしょう。もちろん、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動はお腹の脂肪を落とす効果があります。難しいなら、階段を使ったり、姿勢をよくするだけでも、運動不足の解消になるので、毎日コツコツがんばりましょう。
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