ふくらはぎのツボ押しで健康になろう!意外な効果も紹介します
人間の身体には361個にも及ぶツボがあり、世界保健機関(WHO)によっても認められています。ふくらはぎにもいくつかのツボがあり、ツボ押しによって健康上のさまざまなメリットを得られます。では、どのような効果が期待できるのでしょう。
■ふくらはぎのツボ押しで得られる効果その1・安眠
ふくらはぎのツボ押しによって得られる効果に安眠があります。睡眠にまさる休養はないので、安眠効果は嬉しいですよね。安眠効果のあるツボとしては、承山(しょうざん)と承筋(しょうきん)が知られています。
・承山
承山のツボは、ふくらはぎの膨らんでいる部分の直下にあります。つま先で立つとふくらはぎの筋肉が出ますが、アキレス腱から辿って行くと、ふくらはぎの筋肉の下にへこんでいる部分があり、そこが承山のツボです。
承山のツボには安眠効果のほか、腰痛や背中の重さを改善する効果も期待されています。また、足がつる時に押すとこむらがえりの予防にもなります。
・承筋
承筋のツボは、ふくらはぎの筋肉が盛り上がっている、ちょうど真ん中に位置しています。承山のツボから指の幅4本分上に行ったところが承筋のツボです。
承筋のツボにも安眠効果のほか、腰痛や背部の重さを和らげる効果があります。また、坐骨神経痛のときに押すと、神経痛が和らぐということです。
■ふくらはぎのツボ押しで得られる効果その2・血行改善
ツボ押しには血行を改善する効果がありますが、中でもふくらはぎにある三陰交(三陰交)のツボと、復溜(ふくりゅう)のツボには、高い効果が期待されています。
・三陰交
三陰交は3つの経絡が交わる場所に位置するツボで、東洋医学ではとても重要視されています。手の指をそろえて内くるぶしに小指をあてたとき、人差し指の位置にあるのが三陰交のツボです。
三陰交のツボは婦人科系の症状によく効くツボとしても知られており、生理痛や生理不順の改善や、更年期障害にともなう諸症状の緩和も期待できます。
・復溜
復溜のツボは、内くるぶしから指の幅3本分上、アキレス腱と脛骨(すねの骨)の間にあります。血行改善や高血圧の改善効果、利尿効果が期待されています。
■ふくらはぎのツボ押しで得られる効果その3・冷えやむくみの改善
女性に多い悩みの1つである冷えやむくみも、ふくらはぎのツボ押しで改善可能です。冷えやむくみを改善するツボとしては、築賓(ちくひん)と承間(しょうかん)のツボが知られています。
・築賓
築賓のツボは、内くるぶしから指の幅5本分上にあがったところにあります。内くるぶしから膝までの距離を3等分して、内くるぶしの後方から3分の1上にあがったところです。
築賓のツボには自律神経のバランスを整える効果もあるので、乗り物酔いする人におすすめのツボでもあります。その他、身体の疲労回復効果も期待できます。
・承間
承間のツボは、既出の承山と承筋の間に位置しています。承間のツボにも冷えやむくみの改善効果があります。また、代謝を上げるのにも効果的ですよ。
■ふくらはぎのツボ押しで得られる効果その4・疲労回復
ふくらはぎをマッサージすると気持ちいいですが、ふくらはぎのツボ押しにも疲労回復効果があります。ふくらはぎにある疲労回復のツボとしては、地機(ちき)と飛陽(ひよう)が知られています。
・地機
地機のツボは、内くるぶしから指の幅3本分×3上がった位置にあります。すねの内側を押してみて、痛みがある場所が地機のツボです。地機のツボには疲労回復効果があるだけでなく、糖尿病の改善効果も期待されています。
・飛陽
飛陽のツボは、外くるぶしから指の幅7本分上にあがった位置にあります。すねの骨のふくらはぎ側に位置しており、押して少し痛みを感じる場所が飛陽のツボです。
飛陽のツボには疲労回復効果があるだけでなく、自律神経のバランスを整える効果もあります。原因不明の頭痛や倦怠感、胃もたれのときに押すといいですよ。
■まとめ
ふくらはぎのツボというと、なんとなく冷えやむくみの改善に効果があると思われがちですが、実際には安眠や疲労回復、自律神経のバランスを整えるなど、さまざまな効果が期待されています。正確な位置が分からなくても、両手でふくらはぎを包み込んでマッサージするだけでも効果的ですよ。
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