むくみを解消するふくらはぎマッサージの正しいやり方
足が太くなる原因の一つはむくみです。むくみを解消するにはマッサージがおススメですが、効果を期待するには正しく行うことが大切です。ふくらはぎのむくみを解消するためにも、正しいマッサージのやり方を再度確認してみましょう。
■改めてチェック！ふくらはぎのマッサージの正しいやり方
ふくらはぎのむくみを取るには、指でふくらはぎをもみほぐせばいいのですが、より効果的に行うには次のようなポイントを抑えて行うといいでしょう。
・ふくらはぎの下から上に向かってマッサージをする
ふくらはぎがむくみやすいのは重力のせいで、下半身に血液や水分が溜まりやすいからです。下半身に溜まった老廃物や余分な水分を上に向かって押し上げるようにマッサージをするようにしましょう。
・ふくらはぎをほぐすポイント
マッサージ効果を高めるやり方としては、アキレス腱から膝裏までまんべんなくマッサージをすることです。特にアキレス腱周りの凹んだ部分とふくらはぎのふくらんでいる部分を意識してほぐすようにしましょう。マッサージをしていると「イタ気持ちいい」と感じる部分は念入りにほぐすようにします。
・お風呂上がりや入浴タイムがおススメ
お風呂上がりや入浴中は血管が広がり、血行がよくなっている状態です。そのような状態でマッサージをすればより効果がアップします。湯船の中でマッサージをすれば、水圧もかかり血流改善効果も高まるでしょう。ただし、長時間の入浴は危険なのでのぼせないよう注意しながら行うことが必要です。
■ふくらはぎのマッサージをする際の注意点
ふくらはぎのマッサージのやり方を正しくマスターすると同時に、注意点についても知っておきましょう。
・マッサージをするタイミングに注意
基本的にマッサージをするタイミングはいつでもいいのですが、食事の後や飲酒をした前後は避けた方がいいでしょう。
マッサージをすると、下半身をはじめ全身の血行がよくなりますが、食後すぐにマッサージをすると胃腸などの消化器官への血流が減ってしまい、消化不良の原因になることがあります。食後は少なくとも30分はマッサージをしない方がいいでしょう。飲酒の前後にマッサージをするとアルコールが回りやすく、酔いやすくなってしまうのでNGです。
・肌や筋肉を傷めないよう注意
ふくらはぎをもみほぐす際、力の入れ過ぎには注意が必要です。「イタ気持ちいい」程度というのは、痛みを我慢することではありません。我慢はストレスになり逆に血行不良を引き起こしてしまいますし、リンパ管や筋肉を傷める原因になります。また、マッサージをする際には、クリームやジェルなどを使用することも忘れずに。何も塗らずにさすると摩擦で肌荒れを引き起こすことがあります。
■指を使わずふくらはぎの血行をよくする方法
指を使ったマッサージも効果的と言われていますが、より簡単にふくらはぎをほぐす方法があります。やり方は以下の通りです。
1. 仰向けに寝て両膝を立てます
2. 右足のふくらはぎを、左足の膝に当たるように乗せます
3. アキレス腱から膝裏に向かってこするように動かしながらふくらはぎをほぐします
4. 反対側も同じように行います
この方法なら寝ながらでもできるので、テレビを観ながらやってみてください。疲れていて腕を動かすのも億劫、というときにおススメです。ふくらはぎのむくみは早めに解消することが大切です。疲れているときには、より簡単な方法でむくみを解消して寝るようにしましょう。
ふくらはぎのむくみをスッキリさせるには、正しい方法でマッサージを続けることが大切です。自分のマッサージ方法が間違っていないか、再度確認してみることをおススメします。正しい方法をマスターしたら、できるだけ毎日ふくらはぎをもみほぐし、むくみを取るようにしましょう。
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