「痩せやすい体」になる！今度こそ失敗ナシのダイエット
ダイエットを始める前に、まず「痩せやすい体」を作っておくのはとても大事です。同じ食事制限、運動をしても「痩せやすい体」と「痩せにくい体」では、当然、効果も大きく異なってきます。「痩せやすい体」に整えて、ダイエットの効率をアップさせる方法を紹介しましょう。
そもそも「痩せやすい体」とは？
痩せやすい体とは、簡単に言うと基礎代謝の高い体のことです。基礎代謝とは、何も活動をしていなくても、生命を維持するために消費されるエネルギーのことです。これにはかなり個人差があるのも事実ですが「遺伝だから」と、あきらめることはありません。基礎代謝の高い状態とは具体的にどのようなものなのか理解して、少しでもそれに近づけるようにすれば良いのです。
基礎代謝の高い体の特徴とは？
痩せやすい体＝基礎代謝の高い体には、次のような特徴があります。
【血のめぐりが良い】
血のめぐりが良ければ基礎代謝が高くなるのはもちろん、リンパ液の流れも滞ることがありません。そのため、余計な水分や老廃物をスムーズに排出しやすくなります。
【筋肉量をキープしている】
筋肉が発達している人ほど基礎代謝も高くなります。しかし、筋肉はどうしても加齢とともに衰えがちです。そのため、基礎代謝も落ちてしまい、いわゆる中年太りが起きてしまいます。
【快便・快眠】
新陳代謝が活発ならばお通じも正常です。また、睡眠中には基礎代謝の高い体を作る成長ホルモンが分泌されているので、毎日ぐっすり眠れているかどうかも、痩せやすい体を作るひとつのポイントです。
痩せやすい体を作るインナーマッスルエクササイズ
以上のように、痩せやすい体＝新陳代謝の高い体を作るには、血行を促進し、筋肉をつけ、便秘や睡眠不足を解消することがカギになります。それには、たとえば次のようなエクササイズを日常生活に取り入れてみるのもおすすめです。
①仰向けに寝て、両足をそろえて真上に上げます。
②両足をそろえたまま、床から10cm程度のところまで下ろし、10秒ほどキープします。
③再度、真上に上げます。
以上を1日に10回を目安に取り組んでみましょう。慣れてきたら、床から5cm程度のところで20秒ほどキープするというように、より負荷をかけるようにするのもおすすめです。これはインナーマッスルを鍛えるエクササイズなので、体の内側から新陳代謝を高める効果が期待できます。さらに、お腹まわりの脂肪を解消するともいわれているので、ぜひ、毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
痩せやすい体を作る肩甲骨エクササイズ
新陳代謝をアップさせるには、体内の褐色脂肪細胞という部位を刺激するのも効果的といわれています。褐色脂肪細胞のほとんどは肩甲骨周辺に集中しているので、次のような肩甲骨エクササイズもおすすめです。
①両手を上に伸ばしたまま、10秒間ほど静止します。
②両手をゆっくりと左右に開き、後ろに回すようにして肩甲骨を中央に寄せて10秒そのままの姿勢をキープします。
③再度、両手を上に伸ばします。
以上を1日10セットを目標にして取り組んでみてください。椅子に座りながらでもできるのでデスクワークの合間にもおすすめです。血行不良を引き起こす一因である肩こりを解消するともいわれています。とくに毎日パソコンに向かってる時間の長い人などは、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。痩せやすい体かどうかは、もちろんある程度遺伝によって決まっています。しかし、努力次第で誰でも痩せやすい体に近づくことができるので、あきらめることはありません。インナーマッスルエクササイズ、肩甲骨エクササイズなどで新陳代謝をアップさせて、ぜひ痩せやすい体を手に入れてみませんか？
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