憧れのくびれを手に入れる！ウエストを部分痩せする方法
ほっそりとしたウエストは若々しさをアピールするのに欠かせません。逆にどんなにスリムでもウエストが太いとオバサン体型に……。だからこそ気になるのが「ウエストは部分痩せできるのか？」という問題です。きゅっとくびれた憧れのスタイルを手に入れませんか？
■ダイエットでは部分痩せできない？
一般的にダイエットとは摂取カロリーをコントロールすることで、理想の体型に近付こうとする方法です。確かに食事制限をすれば体重を落ちる経験をしたことがある人も多いでしょう。しかし「気になる部分の贅肉が落ちず、胸ばかり小さくなってしまった……」というケースも少なくありません。
もし、ウエストを部分痩せしたいという希望があるならば、やはり食事制限だけでは難しいというのが事実です。ウエストは内臓脂肪、皮下脂肪のいずれかで太くなっていることがほとんどです。まずは、自分がどちらのタイプなのかつきとめて、正しい対策を講じましょう。
■内蔵脂肪型の対策
ウエストから下腹にかけてポッコリと出ているようならば、内臓脂肪のつきすぎが考えられます。内臓脂肪とは、腸間膜、肝臓などの内蔵まわりに付着している細胞のことです。中高年になると、誰でも内臓脂肪がつきやすくなりますが、比較的落としやすいという特徴があります。
内蔵型脂肪を落とすには、まず、糖質を控えるようにしましょう。甘い物の食べ過ぎに注意してください。また、血糖値の上がりにくい低糖質食品をできるだけ取り入れましょう。たとえば、白米よりは玄米、うどんよりは蕎麦がおすすめです。
食事に注意しながら、軽めの筋トレと有酸素運動もプラスしましょう。筋トレは20回×3セット程度のスクワットがおすすめです。必ず息をゆっくりと吐きながら沈み、吸いながら元の姿勢に戻るようにします。こうすることで無酸素運動といわれる筋トレを有酸素運動にすることができるのです。有酸素運動は余計な内臓脂肪を燃焼させる効果があります。筋トレ後に30分程度のウォーキングなどの湯酸素運動をプラスすれば、さらに効果的です。
■皮下脂肪型の対策
皮下脂肪は内臓脂肪よりも落ちにくいといわれています。とくに、女性ホルモンは余ったカロリーを皮下脂肪に誘導するという性質があります。そのため、女性の場合、皮下脂肪によってウエストが太くなっていることがほとんどなので、悩ましいところです。しかし、皮下脂肪は近くにある筋肉を動かして刺激を与えることでピンポイントで落とすこともできるのです！
ウエストを細くしたいならば、ポイントとなるのは腹斜筋です。腹斜筋を鍛えてくびれを作るエクササイズを紹介します。
・仰向けに寝て、両手を頭の下で組みます。
・体を丸めて、右ひじと左膝をくっつけて元の位置に戻します。反対側も同じようにします。この時、肩から下は地面から離れないようにします。
・左右1回ずつを1回とし、15回で1セット、これを1日2セットを目標に行いましょう。
また、椅子に座ったままでできるエクササイズもあります。オフィスでも気軽に取り組めるのでおすすめです。
・椅子に浅めに座り、背筋をまっすぐ伸ばしたまま、左足を上にして脚を組みます。
・右手を左膝の上、左手を背もたれに置いて、体を左にねじります。
・そのままの姿勢で10秒間深呼吸を繰り返します。鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口から息を吐いてお腹をへこませる腹式呼吸をしましょう。
・反対側も同様にします。
・左右1回を1セットとして、デスクワークや家事の息抜きとして、できるだけ取り入れてみましょう。
いかがでしたでしょうか。ウエストの部分痩せはできないともいわれてきましたが、それは間違いです。内臓脂肪型か皮下脂肪型か自分がどちらに当てはまるのか正しく知り、毎日コツコツとエクササイズに励むことで、憧れのくびれを手に入れましょう！
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